SSS(集英社ソリッドセレクション) NO.03 エム×ゼロ 柊愛花 レビュー

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SSS(集英社ソリッドセレクション) NO.03 エム×ゼロ 柊愛花 レビュー 

商品名:SSS(集英社ソリッドセレクション) NO.03 エム×ゼロ 柊愛花
作品名:エム×ゼロ
発売元:集英社(製造:ムービック)
発売日:2008年8月
価格:6,000円(税込)
備考:1/8スケール

柊愛花

2006年~2008年に『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『エム×ゼロ』より、主人公が想いを寄せるヒロインの柊 愛花(読みは"マナカ"ではなく"アイカ")。

作品を知らない方の為に簡単に説明すると、この漫画はひょんな事から魔法学校に”全く魔法が使えない”という秘密を抱えたまま通学する事になった主人公「久澄大賀」が、持ち前の体力と悪運とハッタリを武器に「すさまじい実力者」のフリをして学園生活を送るという笑いありバトルありお色気ありのドタバタ学園ラブコメディ。

個人的にここ数年のジャンプ連載漫画の中でもベスト3に入るほどお気に入りの作品で、読者人気も決して低かったわけではないと思いますが、同時期に似たような作風の『To LOVEる』が連載されていたのが災いしてか、残念ながら全99話(コミックス全10巻)で打ち切られてしまいました。

ちなみにこのフィギュアが発売されたのは2008年8月ですが、連載は同年5月で打ち切られています。打ち切られてからグッズが出る作品も珍しいのではないでしょうか(笑)。



全身


ドジでおっちょこちょいで親父ギャグが大好物な天然娘。主人公の好意に全く気付いていない(&実は両想い)のはラブコメヒロインのお約束。

フィギュアのポーズはワギャン砲よろしく声をビームに変換して発射する魔法「声震砲(ボイスワープ)」の発動体勢、正確にはコミックス2巻で描かれたラフ絵が元になっているのですが、愛花の魅力を表現するのであればもっと女の子らしいポーズの方が良かったんじゃないかな、と思います。

そもそもボイスワープ自体、愛花にはそぐわない魔法ですし(重要な魔法ではありますが)。

1/8スケールで全高は約190mm(台座抜き)。
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頭部

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”可愛い・可愛くない”でいえばまずまずの可愛さですが、”似てる・似てない”で言うと全く似てません。外見的に特徴のある子ではないので似せるのは難しいのかもしれませんが、それにしても似てなさすぎ。

表情自体いまひとつですし(元々こうなので仕方ありませんけど……)、やはり普通に笑顔の方が良かったと思います。

参考までにこちらが原作の絵柄。
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全然違いますね。

なお、右画像の後ろで佇んでいるのが主人公です。脇役(左画像の二人)より扱いが悪い(笑)。この手の主人公にしては珍しくヘタレ属性の薄いナイスガイなんですけどね。

各部

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塗装レベルは極めて普通。近年のフィギュアのクオリティと照らし合わせて相対的に評価すると「中の下」ぐらいでしょうか。平たく言えばプライズレベル。

造形は顔も含めて全体的に肉付き良くアレンジされています。胸などは当社比1.5倍。原型師の方はぽっちゃり系の女性が好みなんでしょうね。

ただ愛花はどちらかというとスレンダーなイメージのキャラクターなので、このアレンジが成功しているかと言われると疑問ではあります。

腰を外す事でスカートが着脱可能。
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純白。あまり色気のある造形ではありませんが、お色気漫画のヒロインでありながら作中では最後までサービスシーンを披露する事がなかったので貴重なショットです(笑)。

ちなみに巻末のおまけ漫画によると作者はエロを嫌々描いていたそうで……それも打ち切りの一因のようです。

台座はシンプルは円形。
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台座側に接続ピンが付いているのでフィギュアは台座無しでも自立出来ます。

大きめ写真


胴体を浮かさないと見えませんが、へそも造形されてます。

透過視線(クリアレイ)発動。

こーゆー事をする不埒な輩が現れないよう、この学校の制服(体操服や水着も)には透視魔法をガードする特殊加工が施されているそうです。

W愛花。

スケールは一緒で価格は「マナカ」が8,400円、「アイカ」が6,000円。価格以上のクオリティ差を感じます(もちろんマナカ>アイカ)。マナカはマナカでスケールの割には高いんですけどね。

総括

2年前の商品という事を差し引いて考えてもいまひとつな出来映え。プロポーションや顔立ちには目を瞑るとしてもポーズが可愛くないのは致命的です。これなら両脚揃えて立ってるだけの方がまだ良かった気がします。

とはいえ、こんな打ち切りを食らったマイナー漫画のフィギュアなど発売される事自体奇跡のようなもの。そういう意味ではまさしく「出ただけでも有り難い」存在です。もし格安(定価の1/3以下)で手に入るのであれば買ってみるのもアリかもしれません。

 

とまあフィギュアはそんな有様ですが(笑)、漫画はとても良く出来ているので「能力バトル物」が好きでラブコメに抵抗がなければ一読をオススメします。全10巻なので気軽に読みやすいですし、打ち切りとはいえそれなりに話もまとまっています。

お色気描写は比較的ソフトでパンチラすら貴重というレベルですが、それがかえって”イイ”という説も。少年誌の限界を逆手に取ってアダルト描写に足を踏み入れたモザイクの回など、瞬間最大エロスは『To LOVEる』以上ではないでしょうか(笑)。

ちなみに唐突にこんな古いフィギュアをレビューしたのは、久々に漫画を読み返したら面白かったからです(笑)。続編、描いてくれないかなぁ……。


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