映画『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』より、ヒロイン・リルルのパートナーロボット、ザンダクロス。ザンダクロスというのはドラえもんが命名した通称で、本来の名前はジュド。
新・鉄人兵団の大まかな設定は旧映画版および原作漫画版に倣っているようですが、当レビュー執筆時点で未見なので間違った記述があるかもしれません。評判がすこぶる良いので劇場へ足を運ぼうと思っていたのですが、結局時間が取れず、そうこうしているうちに公開終了してしまいました。

漫画のコマ風のイラストが描かれています。
>>フィギュア本体、オプションハンドx4(右2左2)軟質アンテナパーツ、ピッポ
元々武器を持ったりして戦うロボットではないのでオプションは最低限。

全体のシルエットは旧版とそれほど変わりませんが、細部に現代風のアレンジが加えられています。外見上の一番の違いは胴回りでしょうか。コックピットブロックが小型化されたことでスマートな体型になりました。
カラーリングも多少変更されており、両肩のスタビライザー(のような部位)が赤から白&水色のツートンカラーになりました。あとは足の側面の矢印マークがなくなったのもある意味大きな変更点といえます(旧版では結構印象的な描写でしたからね)。
フィギュアとしては微妙に不格好な所も含めて(笑)、劇中イメージ通りのプロポーション。「スモールライトで小さくしたザンダクロス」と考えるとより一層テンションが上がります。
ちなみに劇中のようにバラバラに分解する事は出来そうですが、一部関節(股関節など)がガッチリ固定されていて無理に外すと破損する恐れがあるのでやらない方がいいかもしれません。
全高(頭頂高)は約135mm。
右はデザインのモデルとなった百式。25年前だから良かったようなものの、今だったら問題になっているであろう酷似っぷり(笑)。カラーリングのせいか、下半身はダイターン、もしくはザンボットっぽくもあります。
しかしまさか百式より先にザンダクロスがROBOT魂で出るとは夢にも思わなかった……。


劇中と比較するとマスクが少し小さいかな?頬当てが末広がりなので余計そう感じるのかもしれません。
塗装部分は額とグラサンのみ。キレイに塗られています。
アンテナは軟質パーツ製のものと交換可能。
細すぎてどうしても曲がってしまうので硬質パーツのほうがいいです。











ツヤツヤに光沢塗装されており、四肢もガッシリしているためモビルスーツっぽい印象はあまり受けません。
胸部の装甲を外すとコックピットが露出します。
塗り分けこそされていませんが、ちゃんとシートがあります。



首はボール+球体ジョイント。頬の部分は軟質パーツ製でで首を下に曲げやすくなっています。ただ頬がフニャると見た目が悪いので硬質パーツでもよかったかも…。

肩はボールジョイント+横ヒンジ。肩アーマーはボールジョイント。二の腕横ロール。肘は二重関節ですが、装甲が干渉して90度が限界。
脇腹の青い部分はボールジョイントで独立して可動。
フルメタのASと似たような構造ですが、あれより動きます。なおスタビライザーの基部もボールジョイントで多少前後左右に振れます。



腹部、腰にボールジョイント。飛行ポーズを再現するため、大きく後ろに反れます。

股関節はボールジョイント。腿上横ロール。フロント、サイド、リアアーマーはそれぞれボールジョイントで独立して可動。

膝は二重関節。膝アーマーが上下に可動。

足首ボールジョイント。爪先独立して前後ヒンジ可動。アンクルガード(裾の黄色い部分)も多少上下に動きます。
足首は前後には動きますが左右にあまり振れないので接地性はそれなり。
ピッポ

リメイク版オリジナルキャラクターで、ザンダクロスの頭脳がドラえもんの道具で擬人化ならぬ”擬鳥化”した姿。このキャラの存在のおかげで旧版で見られた不自然な描写(のび太らがロボットを人間が使う道具に過ぎないと割り切っている点など。そこにいる青いヤツはなんだ)が解消されているようです。
無可動かつ台座から取り外す事も出来ませんが、造形はとても良く出来ています。
サイズは台座抜きで約35mm。
劇中ではボウリングの球ほどの大きさだったのでだいたい1/7スケールぐらいでしょうか。


ちょいダサいぐらいのポーズがザンダクロスには似合いますね。
関節がしっかりしているので片足でも余裕で自立出来ます。








あぐらはちょっと厳しいです。






きちんと保持は出来ません(写真は両面テープでくっつけてる)。出来ればボーナスパーツ的アイテムとして持ち手が欲しかったかな。

「ええい……照準が定まらん!」射撃の名手ののび太ならちゃんと直撃させられるかも(笑)。
とても良く出来ています。リメイク、旧版問わず鉄人兵団が好きなら文句ナシに買いの一品です。
そもそもこのロボットが商品化された事自体、初めて観たドラ映画が旧鉄人兵団の自分としては感動を禁じ得ません。思わず劇中ののび太よろしく嬉しくてはしゃぎ回りたくなります。
こういうものがラインナップに加えられた事で今後のROBOT魂およびフィギュアーツに対する期待もより高まりました。カンタムロボとか、出ないかな。
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