Windows起動時間を2分以上短縮してくれた素敵ツール『Soluto』

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Windows起動時間を2分以上短縮してくれた素敵ツール『Soluto』 

Windowsの起動プロセスを最適化する『Soluto』というフリーソフトを使用したら起動時間が2分以上も短縮できました。これは便利だ!と思ったので紹介しておきます。前半は基本的な内容に終始しているため、ソフトについてのみ知りたい方は読み飛ばして下さい。

妙に長くなってしまったので続きは追記で。



基礎知識

パソコンの起動を高速化する手段は色々ありますが、そのなかで一番手っ取り早くてお金が掛からない方法はスタートアップの削減です。

パソコンは「電源投入→BIOS起動→OS(Windows)起動→ログイン→ようこそ」という流れを経たのち、晴れてデスクトップが表示されますが、デスクトップ表示後もしばらくは裏で様々なプログラムが立ち上がっています。

最近のハイスペックなマシンであれば起動プロセス実行中にも普通に操作出来ますが、ちょっと古めのマシンだと完全にプロセスが完了してHDDがカリカリ言わなくなってからでないとマウスが固まってまともに操作することが出来なかったりします。

そのため起動はなるべく手短に済ませることが精神衛生上好ましいといえます。

msconfig.exeでスタートアップを削減

Windowsには「スタートアップフォルダ」という特殊なフォルダが用意されており、ここにショートカットを置くと起動時自動的にファイルが実行されるようになります。つまりスタートアップを減らすにはまずスタートアップフォルダのショートカットを減らせばいいわけです。

しかし、起動時に実行されるプログラムはスタートアップフォルダのものだけではありません。たとえばセキュリティ関係のソフトはスタートアップフォルダにショートカットが存在しないにもかかわらず大抵勝手に立ち上がります。そのため、全てのスタートアップを管理するには「msconfig.exe」というシステムユーティリティを使用します。

msconfig.exeの実行はXPやVistaならスタートボタンの「ファイル名を指定して実行」で「msconfig」と入力すればOK。7の場合はスタートボタン→「プログラムとファイルの検索」で「msconfig.exe」と入力すればファイルが表示されます。

具体的な使用方法は説明するまでもないと思います。「スタートアップ」というタブを選択して切りたい項目のチェックを外せばいいだけです。
system
が、多くの人は大半の項目がなにがなんだかよくわからないと思います。自分も八割方なにがなんだかよくわかりません。

一体何のためのプログラムなのか、切っても大丈夫なのか、切るとどのぐらい起動時間が短縮されるのか、それらのことをこのユーティリティで把握するのは困難でしょう。

Solutoでスタートアップを”わかりやすく”削減

『Soluto』は起動プロセスの内容をわかりやすく表示して最適化を図ろうというコンセプトのソフトです。文章で説明するより画面を見たほうがわかりやすいと思います。

こちらがメイン画面。
solu1
上のほうの「4:31」という青字は起動にかかった時間です。起動というのはBIOSやOSの起動は含まず、ログイン(ようこそ)画面から全てのプロセスが完了するまでの時間のこと。つまり「ようこそ」と表示されてからHDDがカリカリ言わなくなるまで4分31秒掛かっているということです。

余談ながらこれは先日までメインで使用していたノートパソコン(OSはVista)で計測したものですが、はっきり言ってとてつもなく遅いです。だから高速化しようと考えたわけです。

時間の下、「93」というのはプロセスの数。環境によってこの数字は大きく変わってくるので単純に少なければいい、というものでもないでしょう。参考程度に。

その下の棒グラフプロセスの内訳です。49secとか39secというのは各プロセスの起動にかかった秒数。グラフは三色に分かれていますが、簡単に説明すると「グリーン=重要度”低”。切っても安全」「オレンジ=重要度”中”。切るとパフォーマンスに影響するかも」「グレー=重要度”大”。Solutoでは切れない」と重要度によって分別されています。

また「プロセス名だけ書かれてもわかんねーよ」という場合のために、それぞれの項目をクリックすることで詳細表示が可能。
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海外製のソフトなので全部英語ですが、注目したいのは円グラフ。これは他のユーザーが当該プロセスを実行ないし停止している割合を表しています。画像のケースですと「56%のユーザーがin BOOT(実行)、18%のユーザーがPause(停止)、26%のユーザーがDelay(遅延して実行)」を選択しています。この場合、半数以上のユーザーが実行しているプロセスということになるので、切らないほうが無難といえるでしょう。

Ad-Awareはスパイウェア探知ソフトなので当然といえば当然ですが、もし正体不明のプロセスがあったらグラフがある程度の指針となってくれます。100%鵜呑みにするのも考え物ですが、「pauseとdelayの合計が50%を越えていたら切ってもOK」という判断で大方間違いはない……はずです。

ちなみに「Delay」を選ぶと起動プロセスが完了してアイドル状態になったときに実行されます。「Skype」など、自動的に立ち上がってほしいけど起動と同時じゃなくてもいい(というか重いのでやめてほしい)ようなプロセスはDelayを選ぶと便利です。

起動時間が爆速化(※当社比)

Solutoを参考に色々プロセスを切ったり不要なものをアンインストールした結果、起動時間は「2:28」をマークしました。
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元が4分31秒でしたから、一気に2分以上の短縮です。ただ元々が遅すぎたので別にすごくない、というかこれでもまだかなり遅いほうだと思います。ちなみにこのパソコンでネットに繋ぐことはまずないのでセキュリティ関連のソフトを一掃しました(Ad-Awareも)。2分以上も早くなったのはそれが理由で、通常は早くなっても10~20秒ぐらいが限度かもしれません。

ちょっとしたベンチマークとしても

Solutoをインストールしていると起動時、デスクトップの隅に読込中のプロセスと時間が表示されます。
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時間は前回起動時のタイムからカウントダウンが行われており、これによって前回と比較してどれだけ早くなったか、もしくは遅くなったかがわかるようになっています。設定変更の効果が如実に把握できるだけでなく、ベンチマーク的なアソビとして暇潰しにもなるので意外と楽しめます。

また起動時間は別途グラフとして毎回保存されます。
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アプリケーションをインストール、アンインストールした履歴も共に記録されるので、長期的スパンで眺めることで新たな発見があるかもしれません。

なくてもいいが、あればとても便利なおすすめツール

Solutoで出来ることはスタートアップの管理。ですからこのソフトを入れたところでダイレクトに起動時間が早くなるわけではない……というか、Soluto自体が起動プロセスに組み込まれるのでむしろ少し遅くなってしまうのですが(※0.1秒以下)、切っても大丈夫かどうかがわかる」「切るとどれだけ早くなるかわかる」というのは大きな魅力。

特定のプロセスを遅延起動できるという機能も意外と便利ですし、何より無料なのでとりあえず入れて損はないと思います。

Soluto – Anti-Frustration Software
http://www.soluto.com/

おまけ

メインで使用中のデスクトップ(SSDマシン)にも一応入れてあります。
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起動時間は大体27~30秒。BIOSとOSの起動は20秒ぐらいなので電源をポチッと押してから約1分で完全にパソコンが使える状態になります。ここまで早いとスタートアップを少々切ったところで誤差の範囲内。そのためSkypeを遅延起動にしたぐらいで他はほとんど弄っていません。

というか、今までよく立ち上げに5分もかかるパソコンをガマンして使い続けたものだと思います……。


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私も Core 2 Duo 1GB×2の時代にこのソフトで起動時間を計っていました。
今のi7 2600k 4GB×2 SSD の現環境だと計っても秒単位になってしまって楽しくなくなってしまいました。

PC関係の技術の進歩はすごいですね。
[ 2011/12/15 00:19 ] [ 編集 ]
SSDだとスタートアップやサービスを切っても何にも変わらないので弄り甲斐がないですよね。
以前は少しでも高速化させるために涙ぐましい努力をしたものですが。
自分の場合、デスクトップを買い換えるのが5年ぶりぐらいだったので尚更感動してしまいました。
技術の進歩はすごいです!!
[ 2011/12/15 02:20 ] [ 編集 ]
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