超合金 ファイアボール チャーミング ドロッセル レビュー

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超合金 ファイアボール チャーミング ドロッセル レビュー 

商品名:超合金 ファイアボール チャーミング ドロッセル
作品名:ファイアボール チャーミング
発売元:バンダイ
発売日:2012年1月28日
価格:9,450円(税込)
原型製作:--
備考:音声ギミック付き(電池別売)

ドロッセルお嬢様

ウォルト・ディズニー・ジャパン製作の3DCGアニメ『ファイアボール』より、フリューゲル家19代目当主「ドロッセル」。通称、ドロッセルお嬢様。2010年にリリースされた第1シリーズバージョン(以下、「無印版」)に続き、第2シリーズ『ファイアボール チャーミング』 バージョン(以下、「チャーミング版」)で改めて超合金化されました。

オプションとして『チャーミング』のキャラクター・メカニカルデザイナー柳瀬敬之氏がデザインを手がけた音声ギミック付き専用台座『ケッセルIV(かゆいところにとどく手)』が付属しています。

無印版のレビューも併せてご覧下さい。画像多め&動画が1つあるので重いかもしれません。



パッケージ

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キャッチコピーは「超合金お嬢様はお喋りがお好き」。音声ギミックのことを指しているのでしょう。

お嬢様の型式番号は第1シリーズでは「ハイツレギスタ社製 JUNO-XIV」でしたが、当商品のパッケージには「JUNO-XIII」と記載されています。何故ひとつ若くなっているのかは、本編を最後まで見ればわかります。

箱のベロには劇中でお嬢様がユーリ(宇宙服人形)に言葉を教えるために使った紙芝居がプリントされています。
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表紙、リンゴ、ババロア、がんもどき……もとい、ゴリラ。お嬢様とスケールが合わされており、切り取って遊べます。説明書には何の記述もないので捨ててしまわないように。

セット内容

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>>フィギュア本体、知覚ユニット「ペルディータ」、オプションハンドx10(右5左5)、補助パーツx2(右1左1)、車輪パーツ(脚部用)x2、車輪パーツ(頭部用)、培養器「501622731」、便利棒「ジェリコ」、音声ギミック入り台座「ケッセルIV 」土台部パーツ、音声ギミック入り台座「ケッセルIV 」支柱部パーツ、クリップ(固定)、クリップ(可動)

ヨーゼフ(一輪バイク)やカイザーシュマーレン(マント)などはありません。

全身


箱から取り出してまず感じたこと……「軽い」。無印版はボディにもダイキャスト(合金)が使われていてズッシリとした重量感があったのですが、チャーミング版のボディはプラ製のため非常に軽いです。ダイキャスト使用部分は「脚部フレーム」「首」「肘関節」ぐらいでしょうか。

ご覧の通りのプロポーションのため自立は出来ず、立たせるには台座を使用するか脚部に補助パーツを取り付ける必要があります。接地性が最悪なので補助パーツを使っても非常に不安定な上、台座は台座で床がツルツル滑ってすぐコケてしまうのが難点。

全高は約18cm
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全体のボリュームとしては無印版のほうが一回り大きいのですが、顔のサイズがほぼ同じなのでスケールは合っている(1/6スケール程度)……のかな?

頭部

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ノーマルヘッドと知覚ユニット「ペルディータ」装着ヘッド。目の色は設定通りなのかもしれませんが、劇中では常時輝いていたのでもう少し明るいブルーのほうが良かった気がします。無印版にあった目が光るギミックはナシ。また、無印とチャーミングでは首のジョイント径が異なるので互換性はありません。

ペルディーダのメガネは上下に可動します。
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うちのは左側の可動部が癒着していて、かなり力を込めないと動きませんでした。破損に注意。

各部

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細かいマーキングや模様もしっかり再現されています。ボディ(白い部分)は全塗装されており、プラ製と言えど質感は合金と比較しても全く遜色ありません。

可動

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ノーマルヘッドの後頭部は二重関節で作中同様に折れ曲げることができます。頭頂部も若干下に可動。

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ペルディーダ側頭部のバーニア基部はボールジョイント。左側も同様に可動します。

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首はボールジョイント+前後スイング。写真の頭部はペルディーダを使用していますが、可動範囲はノーマルヘッドでも変わりません。

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肩は球体ジョイント、二の腕軸ロール、肘二重関節、手首球体ジョイント。可動範囲は広く、腕組みも余裕で出来ます。手首が少々外れやすいのが難点。

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腹部、腰にボールジョイント。腰側のジョイント軸にはクリック(ラチェット)が入っていて保持力を高めています。

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股関節ボールジョイント+縦ロール軸。前後にはよく動きますが、開脚は腿と腰が干渉するためそれなり。

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膝二重関節。ここも保持力を高めるべく、クリックが仕込まれています。

オプション

車輪パーツ
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カカトと頭部先端の装甲を差し替えて「ブリッジ」の体勢を取らせることで「らくちんなポーズ」が再現出来ます。車輪は緩衝装置と一体成型のダミーで、コロ走行は出来ません。

培養器「501622731」
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ゲデヒトニスが誕生日プレゼントとして贈った、青バラの詰まった培養器。容器のガラスはクリアパーツで再現されています。

容器を壊さないと中身は取り出せませんが、バラもしっかり作り込まれています。R0109753R0109751

持つときはこう。
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作中同様、バラにしてはかなり大きめ。

便利棒「ジェリコ」
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便利な棒。特にギミックはありません。

持つときはこう。
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持ち手に握らせることができます。左手でも持てます。

音声ギミック入り台座「ケッセルIV 」(かゆいところにとどく手)
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柳瀬敬之氏が当商品のためにデザインした、音声ギミック付きの専用台座。右下のエンブレムが描かれているタイルがボタンになっており、押す事でお嬢様のチャーミングな声が響き渡ります。かゆいところにとどく手、というのは支柱が孫の手のように見えるからでしょうか。

お嬢様同様、各部にマーキングがプリントされています。
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支柱の中程に付いているパーツは可動します。
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何の意味があるのかは不明。後頭部置き場?

支柱は取り外しておくこともできます。
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フタが付いているので穴を隠せます。ちなみに支柱が音声ギミックのカギのような役割を果たしているため、挿さないとボタンを押しても音が出ません。

支柱先端のアームは可動タイプと固定タイプの選択式。
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可動タイプのほうがしっかりホールド出来ます。

電池ボックスは底面にあります。
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フタを外すには先の細い棒が必要になるのですが、上の”便利棒「ジェリコ」”がまるであつらえたように活用出来ます。本当に便利。

使用する電池は単四2本。テスト用電池は付いていないので自分で用意する必要があります。

音声は以下の8種類がボタンを押す度に「順番に」流れます。

  • らくちん
  • ゲームは1日いちにじかん!
  • メガネはどこだ?
  • 世界を2人ジメしよう
  • ねこに、ごはん
  • イヤーな予感がするわ
  • それは バリケードな問題ね
  • なんという茶碗蒸し

茶碗蒸しのあとはらくちんに戻り、以下エンドレス。隠し音声的なものはないようです。気になる音質は流石に玩具なので音割れが酷いのですが、「川庄美雪(中の人)の声である」ことが判別出来る程度のクオリティは確保されています。

参考までに録音した音声をアップしておきました。

カチャッという音はボタンを押下した音です。玩具の音声ギミックにしてはマシなほうではないでしょうか。

アクションなどなど

可動について補足。

チャーミング版は股関節が上下に可動しないので、腰をクイッと上げるポーズ(いわゆる「ジョジョ立ち」)が取りにくくなっています。お嬢様を象徴するポーズなので出来ないのは割と致命的。

腿に横ロール軸が設けられていないため、内股も苦手。

「女の子らしいポーズ」も無印版のほうがバッチリ決まります。下半身の可動で逆にチャーミング版が勝っているのは膝関節ぐらいですね(無印版の膝は90度が限界)。手首も無印版のほうがユニークな表情が揃っています。チャーミングは指差しが付いておらず、ボイスにある「ゲームは一日いちにじかん!」の「いち」が再現できない有様ですから。

ここから下は作中再現。話数順に並べてみました。

総括

単体で見ると決して悪い出来ではないのですが、神がかり的なクオリティだった無印版と比較するとどうしても見劣りしてしまいます。これで無印版より1,050円も高いというのはちょっと納得できないかな。

目玉である台座の音声ギミックは面白い趣向だとは思いますが、一通り聴いたらそれまでなのでギミック無しで値段を下げるか、他の部分にコストを費やしてくれたほうが個人的には嬉しかったです。

オプションが中途半端なのも満足度を下げている一因。ヨーゼフ(一輪バイク)は仕方ないとしても、マントや占星ユニット「シビュラ」は付けて欲しかった。これでは「魂ウェブ商店限定でオプションセットを出すためにわざと付属品を絞ったのでは?」と邪推してしまいます。実際のところはどうなるかわかりませんが。ちなみに後日発売されるfigma版には「マント」も「占星ユニット」もデフォルトで付属するそうです。

あとはデザインの問題ですね。見た目の好みは人それぞれですし、無印には無印の、チャーミングにはチャーミングの良さがあると思いますが、「アクションフィギュア」という観点で見た場合、人型を成している無印版のほうが遊びやすいのは確かです。

とはいえ、劇中のポーズを再現するだけでも十分楽しめるのでチャーミング版のお嬢様が好きな人なら買ってみてもいいのではないでしょうか。なんだかんだいっても無印版と並べておくと見映えも良いですしね。


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