商品名:1:144スケールプラモデル HGガンダムAGE-1 ノーマル対応 ガンダムAGE-1 レイザー改造ウェアパーツ
作品名:機動戦士ガンダムAGE
発売元:ホビージャパン(協力:バンダイホビー事業部、サンライズ)
発売日:2012年8月25日
価格:--
原型製作:--
備考:月刊ホビージャパン2012年10月号付録、要別途「HG ガンダムAGE-1 ノーマル」
アニメ『機動戦士ガンダムAGE』の公式外伝『機動戦士ガンダムAGE UNKNOWN SOLDIERS』より、近接戦闘用ウェア「レイザー」に換装したAGE-1、「AGE-1R ガンダムAGE-1 レイザー」。第1部終了後、22歳となったフリットが当機体に搭乗しており、その模様はPSP用ゲーム「ユニバースアクセル/コズミックドライブ」でも描かれているようです。
電撃ホビーマガジン2012年9月号の「ガンダムAGE-2 アルティメス改造ウェアキット」と同様、付属するのはウェアパーツのみですので、別途「HG ガンダムAGE-1 ノーマル」のキットが必要となります。
「HG ガンダムAGE-1 ノーマル」のレビューも併せてご覧下さい。
セット内容
ランナーは青と白の2枚。パーツ数は電ホビのアルティメスと大差ありませんが、細かいパーツが多いのでランナーのサイズはこちらのほうが小さくなっています。
組立説明書は本誌に掲載されていますが、校正がいい加減なのか誤植多すぎ(笑)。それほど複雑な構成ではないので問題はないでしょうが。誌面の内容は電ホビよりも充実しており、ディテールアップや塗装のやり方が細かく書いてあってヌルモデラーには参考になります。その分作例が少なめなので、上級者には電ホビのほうが役に立つのかもしれません。
ランナーにはいくつかジョイントパーツ(手首、肘など)が付属していますが、それを使わずAGE-1ノーマルに付属しているポリキャップを使用することもできます。
全身
AGE-1ノーマルに握り手は付属していない(左右持ち手、左平手のみ)ので、写真の拳はAGE-2ダブルバレットのものを流用しています。
アルティメスは腕と太腿が素体となるダブルバレットそのままでしたが、レイザーの場合は頭と胴体以外は全部新規です。一般販売されたスパローやタイタスと同じ仕様ということになるので、お得感があります。ただノーマルを2個買いするとパーツが大量に余ってしまいますが(Bランナーに至っては丸ごと未使用)。
成型色のままでもある程度見映えが良かったアルティメスと異なり、レイザーは足りない色が多すぎて未塗装だと厳しいです。
こちらが未塗装の状態。腕と脚の「レイザーブレイド」と腰アーマーの青い部分ぐらいは塗ったほうがいいでしょう。ただしレイザーブレイドがグリーンなのはゲーム版の色指定で、オリジナルのカラー画稿ではホワイトなのでそこは気にしないのも手。塗ったほうがメリハリが付いて見映えはいいですけどね。
上の塗装済写真はすべて筆塗りで、塗料はガンダムマーカーを使用しています(ブレイドは三国伝マーカーのメタグリーン)。ムラやはみ出しだらけですが、気にしない方向で(笑)。ちなみに本誌には筆塗りでキレイに塗り分けるための方法が載っています。
ノーマルと。
青い部分が増えているのでかなり異なる印象を受けます。本当は前身である「スパロー」と比較するべきなのですが、あいにく未所持。
ちなみにノーマルはかつてレビューした当時に作ったもので、額のセンサーや胸のAマークはシールを仕様しましたが、今回はどうせ色々塗らなきゃいけなかったのでついでにそこも塗装しました。
関節をポリキャップにすれば片足でも自立が出来るようになります。
プラ関節だとすぐヘタれてしまうので、ガシガシ動かしたい人にはポリキャップのほうがオススメです。ただアルティメスと違ってポリキャップを仕込むことによって可動範囲が広がったりはしないので(足首の可動が多少向上する程度)、ムチャなポーズを取らせるつもりがないならプラ関節でも問題無いと思います。
レイザーブレイド
AGE-2と違って変形しないので、ギミックはこれの着脱のみ。設定によると刀身は多重構造で摩耗しても新しい刃が露出する仕組みとのこと。タマネギみたいな感じでしょうか。
前腕部のスリットに挟み込む形で保持します。
どうしても塗装が剥げてしまいますが、パーツを削って保持力を弱めるとそれはそれで遊びにくくなりそうなので諦めました。
手で持つこともできます。
更に2本を連結させることで投擲武器「レイザーブーメラン」になります。
余談ですが「無重力下でブーメランを投げて戻ってくるのか?」という疑問については数年前に行われた現実の宇宙実験で「戻ってくる」と実証されています(参考リンク→土井宇宙飛行士が軌道上で撮影したブーメランの映像)。
アクションなどなど
AGE-2レイザー
急激にエクシアっぽくなります(笑)。
レイザーアルティメス
ぼくのかんがえたさいきょうのガンダム。
AGE-FXレイザー
もともと剣の塊なので意外としっくり。
総括
組み立てる前は「アルティメスに比べてボリュームが少ないし、変形もしないから寂しいな」と思っていたのですが、完成させて評価が反転。四肢がノーマルとは完全に別物になっているおかげでこちらのほうが新鮮な気持ちで楽しめます(アルティメスはアルティメスで良く出来ています)。ポーズを付けやすいのも魅力。
塗装の手間が掛かるのが難点ですが、それほど入り組んだ部分はありませんし、パーツ数も少ないのでこのぐらいなら楽しんで作れるんじゃないでしょうか。面倒臭がりの自分でさえ特に面倒だとは感じなかったので、大抵の方はストレス無く完成させられるはずです。
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