D-Arts 葛葉ライドウ レビュー

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D-Arts 葛葉ライドウ レビュー 

商品名:D-Arts 葛葉ライドウ
作品名:デビルサマナー
発売元:バンダイ
発売日:2013年6月29日
価格:4,410円(税込)
原型製作:--
備考:--

ライドウ

女神転生シリーズの外伝作品『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王』より、自信の霊力を用いて悪魔を使役し大正時代の帝都を守護するデビルサマナーの少年「葛葉ライドウ」

「葛葉ライドウ」というのは古より続く悪魔召喚師の一族”葛葉宗家”に従事する四天王の一角が代々引き継ぐ名前で、プレイヤーあるこのライドウは十四代目(本名は任意設定)。葛葉四天王の全貌は未だ明らかになっていませんが、ライドウ以外では「葛葉ゲイリン」のみ『アバドン王』に登場しています。

なお『真・女神転生 デビルサマナー』の「葛葉キョウジ」は近代になってライドウを除く四天王から枝分かれした分家で、霊力に劣るため悪魔召喚には何らかの依り代が必要とされています(サマナーキョウジの場合は悪魔召喚プログラム)。

サマナーシリーズはメガテンの中でも特に思い入れの強い作品なので、フィギュア化は待ちに待ったという感じです。待ちに待ちすぎてつい先日アトラスを擁するインデックス社が倒産してしまいましたが(笑)、アトラスブランドは事業譲渡などの形で継続するらしいのでひとまず安心です。



パッケージ

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ライドウのデザインはシリーズ通して不変ですが、パッケージには最新作であるアバドン王のロゴが描かれています。最新作、といってももう5年前の作品なんですが(笑)。

セット内容

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>>フィギュア本体、業斗童子、オプション手首×10(右6左4)、退魔刀、退魔刀(鞘付)、退魔刀用エフェクトパーツ、拳銃、ホルダー、封魔管(予備)×2

バンダイの可動フィギュアでは珍しくありませんが、台座の類は付いていません。フィギュアの背中に穴が空いておらず、figmaや超像可動の台座が流用出来ないのでちょっと不便です。魂STAGE買えってことなんでしょうけど……(笑)。

全身


師範学校の生徒(と言う設定。通う描写は一切ない)のため、詰襟の学生服姿。常に物騒なモノを持っているので外套はそれを隠すためだそうです。足元の黒猫についての詳細はオプションの項で。

外套は脱ぐことが出来ます。

外套で見えない背面もしっかり作り込まれているのがわかります。品質は最高!というわけではありませんが、粗が目立ちやすい「黒物フィギュア」にしてはキレイなほうだと思います。

全高は約15.5cm
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他社製ですが、ねんどろジャックフロストと並べても違和感のないスケールです。アイギスとは……ちょっとライドウが大きすぎるかな?でもそれほど変ではないですね。

頭部

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表情に乏しい(というか常に無表情な)キャラクターなので頭部は1種類だけ。なかなかのイケメンですが、ゲーム中でもすれ違う女性が思わず振り返る程の美少年という設定です。

ちなみに帽子は着脱出来ませんがこれも設定通りで、某オラオラ系スタンド使いよろしく帽子を外すシーンはゲーム中一切ありません。銭湯へ入るシーンでは全裸になっているにもかかわらず帽子だけは外さないという徹底ぶり(笑)。

可動

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首は肘などと同じタイプの関節が用いられ、可動範囲は今ひとつ。あまり上下に動かせません。詰襟の部分が胴体と別パーツになっていればもっと動かせたのですが。

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肩、肘の可動範囲も最小限といったレベル。肩関節は上下にスイングするようになっているので腕をクロスさせることは出来ます。

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腹部にも関節が設けられていますが、前後にはほとんど動きません。ここの動かなさがこのフィギュア最大の問題点。

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股関節の可動はまずまず。これぐらい動けば十分でしょう。

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膝もそれなりの可動範囲。上半身に比べると下半身は良く動くほうです。

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足は爪先が可動し、ズボンの裾が別パーツになっているおかげで足首の可動が妨げられず良く動きます。接地性も抜群。

オプション

業斗童子(ゴウト)
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ライドウの導き役であり、頼もしい相棒でもある黒猫。ゲーム的には無口な主人公の代わりに状況を説明したり次の行き先を指示したりしてくれるナビゲーター役。一作目で解説過剰でウザいとユーザーの不興を買ったせいか、二作目では冒頭で「前回の事件では口を出しすぎた」と反省し、必要以上のことは喋らなくなりました。

ちなみに正体は初代葛葉ライドウその人。具体的な経緯は不明ですが、何らかの禁忌を犯して猫の姿にされ、二代目以降に従っているようです。基本的に魂さえ無事なら肉体が滅びても問題ないようで、一作目で爆死したにもかかわらず二作目では当たり前のようにライドウの元へ戻ってきていました。

フィギュアの出来はなかなかですが、顔がちょっと可愛くない。ゲーム中のゴウトはもっと愛嬌のある顔立ちをしています。

全長は尻尾含めて約4.5cm
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右はfigmaドロシー付属の猫(ペロ)。どっちも「実は人間」という共通点があります。

退魔刀
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ライドウの持つ魔力を帯びた刀。一作目の初期状態では「赤光葛葉」という名前で、強力な悪魔の力を宿すことにより銘が変わっていきます。二作目では武器周りのシステムが変わって剣自体が複数存在しており、初期装備は「錬気刀」と呼ばれるもの。

鞘付きと鞘無しがひとつずつ付属し、鞘付きのほうは鞘と柄が分割出来るようになっています。

持つときはこう。
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持ち手は左右2種ずつ付属しています。違いは手首の角度。

鞘は腰に接続出来ます。
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柄を外すことで抜刀状態が再現出来るしくみ。

更に鞘もない、ホルダーのみのパーツも付属しています。
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鞘だけ(ホルダーなし)という状態のパーツがないので使いどころは微妙ですが。

拳銃
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ライドウが携帯する回転式拳銃。モデルは1877年に開発されたコルト社初のダブルアクション式拳銃「コルト M1877”ライトニング”」。西部劇で有名なビリー・ザ・キッドが使ったことで有名です。ライドウの舞台設定は1930年頃なので、当時としてもクラシカルな銃ということになります。

フィギュアは小さいながら、塗装含めしっかり作り込まれています。

持つときはこう。
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専用の持ち手が付属しています(右のみ)。

左腰のホルダーにすっぽり収める事が出来ます。
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単に差し込むだけで、特にギミックはありません。

封魔管
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悪魔を封じておくモンスターボール的な道具。管の中は緑色のマグネタイトで満たされています。

フィギュアでは手首と一体化されており、左の2本は真ん中の管が破損した時の予備です。

手首を交換することでオープニングの有名な詐欺シーン(笑)再現出来ます。
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これだと8本、つまり8体の仲魔を召喚することになりますが、ゲーム本編では1体しか召喚できないという(笑)。二作目では2体まで召喚出来るようになり、オープニングも2体召喚でデマカセなし……と思わせてラストでやっぱり8体召喚。わかっててやってますね、これは(笑)。

アクションなどなど

総括

一言で言えば「惜しい」。造形は秀逸ですし、そもそも発売されたことが奇跡のような商品なのですが、とにかく可動範囲の狭さが総合的な満足度を大きく下げてしまっています。

刀剣類を持つキャラクターにきちんと「構え」を取らせためには肩や手首、腹部、腰をダイナミックに動かす必要がありますが、このフィギュアはそれが出来ない作りなのでどういうポーズを取らせても微妙に違和感が生じてしまいます。劇中のポーズもきちんと再現出来ないのでフラストレーション溜まりまくり。

外套が重くて支えがないとすぐバタバタ倒れてしまうのもイライラに拍車を掛けています。本当はもっと色んなポーズを取らせたり、他のキャラクターと絡めて遊びたかったのですが、途中で力尽きました。

メーカー公式のサンプル写真でも大人しいポーズばかりなので「動かない」ってことは把握しているようですが、だったらもうちょっとなんとかして欲しかったです。

このフィギュアはガシガシ動かして遊ぶのではなく、大人しめのポーズを付けて飾っておくのが正しい楽しみ方だと思います。弄り回さなければイライラすることもありませんから、商品の魅力を100%満喫することが出来ます。

それに、なんだかんだ言っても封魔管を構える例のポーズが一番カッコ良いと思いますし(笑)。


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