figma SP-056 テーブル美術館 考える人 レビュー

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figma SP-056 テーブル美術館 考える人 レビュー 

商品名:figma 考える人
作品名:テーブル美術館
発売元:FREEing
発売日:2015年6月上旬
価格:4,298円(税8%込)
原型製作:MIC
備考:--

考える人

“近代彫刻の父”と呼ばれるフランスの彫刻家「オーギュスト・ロダン」が制作した彫刻『地獄の門』より、その上部に鎮座するブロンズ像「考える人」。当初は「詩人(Le Poète)」の名で発表されており、後年この像を鋳造したリュディエによって「考える人」と命名されたと言われています。

ミケランジェロのダビデ像やミロのヴィーナスと並び、世界的に有名な彫刻のひとつで、しばしばパロディのモチーフとしても用いられます。古いところでは「はいろっかやめよっか考え中♪」という、英会話教室「NOVA」のコマーシャルでもおなじみです。

そんな皆に愛される「考える人」が、“動く芸術作品”を標榜する『テーブル美術館』シリーズとして発売されました。コンセプトとしてはリボルテックの仏像シリーズと似通っていますが、こちらのほうがよりバカバカしさに溢れています(褒め言葉)。



パッケージ

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青銅色を基調としたパッケージ。

セット内容

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>>フィギュア本体、交換用頭部、交換用胴体、交換用手首×8(右4左4)、専用台座、収納袋

デフォルトの胴体は傾いているので、ポージング用にフラットな胴体が丸ごと付属しています。

全身


岩に座り、頬杖をついたおなじみのポージング。人物のモデルは『神曲』の作者であり主人公のダンテ・アリギエーリとも、制作したロダン本人であるとも言われています。

素材は他のfigma同様PVCですが、塗装によってブロンズ像特有の光沢や経年による錆びが再現されています。見映えを重視するため、この状態の胴体には背中の台座用接続穴がありません。岩の下部にピンが二箇所設けられており、足の裏の穴と接続して固定します。

全高は約12cm
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「テーブル美術館」というシリーズ名の通り、机の上に飾っておくのにちょうどいい大きさです。

全身(立ち)


頭部と胴体を差し替えることで考える人が立ち上がります。ある意味、このフィギュアの真骨頂。股間には陰部らしきものが造形されているのがはっきりと見て取れます。芸術作品なのでOK(笑)。

全高は約15.5cm
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figmaとしては比較的大きめ。

頭部

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デフォルトの頭部は口に穴が空いており、右手のピンと接続して固定されています。教科書や美術室でよく見る、彫りの深い典型的古代ローマ人といった顔立ちをしています。

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デフォルト頭部の穴は開けた口のように見えなくもありません。

アクションなどなど


ジャパニーズ・スタイル。

持ち手があるので色々持たせて遊べます。

『神曲』において主人公・ダンテは地獄の底で天界を追われた堕天使・ルシフェルと遭遇する。

特別出演:女神転生シリーズより大魔王・ルシファー。

地獄を抜け、煉獄で七つの大罪を浄化されたダンテは永遠の淑女・ベアトリーチェに導かれ、至高天へと到達する。

ベアトリーチェはダンテが人生を通して愛し続けた実在の女性(※片想い)。24歳の若さで夭折したことからダンテの中で神格化され、ベアリトーチェの死を知ったダンテは半狂乱に陥り、一心不乱に彼女への愛を綴った詩集『新生』を書き上げる。片想い相手のために何十編もの詩を書き、自身の作品に「天へ導く存在」として登場させるなんて、なかなか出来ません。

「考える人が何を考えているか」は様々な解釈がありますが、個人的には「ベアリトーチェのことを考えている」というのが最も美しい解釈だと思います。


「お゛ぅっ!」


そのうちダンテは、考えるのをやめた。

総括

元はロダンという稀代の彫刻家の創作物ですから、造形に関しては素人が良いとか悪いとか言える類の世界ではありません。可動フィギュアとしてのアレンジに関しては違和感ないレベルでまとまっており、品質も含めて良好な出来映えです。

八割方“ネタ”で構成されたフィギュアですが、純粋に成人男性の可動模型としても良く出来ています。絵を描く人であればデッサン用の人形としても活用出来るかもしれません。

誰もが一度は教科書やテレビで見かけたことのあるこの作品。普段フィギュアを買わない人にもオススメです。この調子でダビデ像やミロのヴィーナスも出して欲しいところです。日本だったら二宮金治郎とか西郷隆盛とか、あと京都大学の折田先生とか良いんじゃないでしょうか(笑)。


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