figma SP-075 テーブル美術館 ウィトルウィウス的人体図 レビュー

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figma SP-075 テーブル美術館 ウィトルウィウス的人体図 レビュー 

商品名:figma ウィトルウィウス的人体図
作品名:テーブル美術館
発売元:FREEing
発売日:2016年12月14日
価格:6,480円(税8%込)
原型製作:MIC
備考:--

ウィトルウィウス的人体図

ルネサンス期を代表する偉大な芸術家『レオナルド・ダ・ヴィンチ』が古代ローマの建築家ウィトルウィウスの著作「建築論」をもとに描いたドローイング作品「ウィトルウィウス的人体図」。人体の比率をテーマに描かれたこの作品は「人体の調和」や「プロポーションの法則」と呼ばれており、真円の内側で両手脚を開く男性の姿は今もなおシンボルマークとして医学界を中心に様々な場所で用いられています。

そんなウィトルウィウス的人体図が芸術作品を可動フィギュア化するブランド「テーブル美術館」のラインナップに加わりました。今回は二次元の絵画を三次元で表現するために独特の解釈がなされており、特徴的な「異なる位置で重ね合わされた両手脚」は「手脚を4本ずつ持つ男」と解釈、造形されています。

ダ・ヴィンチが生きていたら「そういう意味ではない」と困惑するであろう大胆な発想です。



パッケージ

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茶色と黒を基調としたパッケージ。背面に載っているサンプル写真が既に狂っています(褒め言葉)。

セット内容

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>>フィギュア本体、交換用手首×8(右4左4)、交換用胴体パーツ、交換用太ももパーツ×2、台紙、専用台座、収納袋

下に敷かれているのが背景となる台紙です。比較的丈夫な厚紙で、不意に破れてしまう心配はありません。

全身


背景にはきちんと鏡文字で書かれたダ・ヴィンチの手稿もプリントされています。本来、頭頂部や指先は正方形の「辺」と同じ位置でなければいけないのですが、立体の性質上、どうしても微妙にズレてしまいます。特に背丈はどう頑張っても正方形の辺の長さより短くなってしまうような……立たせ方の問題かもしれませんが。

品質に関しては塗り分けがほぼ皆無なので問題ありませんが、サンプルに比べてグラデーションが薄く、ややのぺっとした印象を受けます。ただ元となった作品自体がドローイング(デッサン)という事でサッパリしているので、あえてグラデーションを控え目にしたのかもしれません。

胴体や腿パーツを交換する事で手脚が2本ずつの「通常形態」になります。

この状態だと単なるチンコ丸出しのオッサンですね。部分的に換装して腕だけ4本にしたり脚だけ4本、もしくは3本にしたりも出来ます。

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被ってます♂

全高は約15cm
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他の作品達とほぼ同サイズ。当然ながらスケールはバラバラですが。

頭部

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食いしばった口元と鋭い眼光が「頑固親父」的な雰囲気を醸し出しています(でも全裸)。頭部は1種類のみで替えは用意されていません。

アクションなどなど

総括

出来うんぬん以前に、まずはこんなモノを商品化するメーカーの姿勢に賞賛を贈りたいですね。元々立体造形物だった「考える人」や「ミロのヴィーナス」等に比べ色んな意味ではっちゃけていて、適当に弄っているだけで笑いが込み上げてきます。

上でも触れた通りサンプルとは色合いが別物と言っていいほど異なっており、そのせいで重厚さが損なわれてしまっていますが、もはやそういう細かい部分に文句を付けるのもナンセンスでしょう。このフィギュア自体がナンセンスの極みなのですから(笑)。

この手のフリーキーなフィギュアはそれほど頻繁に発売されるものではないですし、一つ持っていれば何かと楽しめるので、ダ・ヴィンチに興味がなくとも可動フィギュアを集めているなら買う価値は十分にあります。むしろダ・ヴィンチを芸術的な視点で真面目に好きな人がコレを見たらどう思うのか、それが気になるところです(笑)。

ちなみにテーブル美術館の「絵画シリーズ」として、今後ムンクの『叫び』や写楽の浮世絵『三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛』等が控えており、今から楽しみで仕方ありません。


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